トピック

ツバメの子育て応援事業


毎年、春になるとに日本にやってくる身近な野鳥、ツバメ。実は近年、その数は減り続けています。自然環境の変化や、巣を作る場所の減少、また、人の手で巣が壊されてしまうケースも増えてきました。
日本野鳥の会では、ツバメを見守ってくれる人を増やし、人とツバメが共存できる社会を目指して、2019 年からツバメを見守ってくれる団体や企業に感謝状を贈呈する活動を行なっています。
今年から、日本野鳥の会ひょうごもその活動に参加することになり、2024 年度は神戸市中央区の商店街「メルカロード宇治川」「ちゃあちゃんのお弁当屋さん」「欧和食 ライン」に感謝状を贈呈しました。

①6月16日 「和欧食ライン」(神戸市東灘区)
和欧食ラインは、和食、イタリアン、フレンチなどジャンルを問わない色々なお料理や炭火焼きなどを楽しめる地元で人気のお店です。
4年前から毎年ツバメが子育てをしています。
オーナーの衣笠さんは、「ツバメは幸せを呼ぶ鳥だと思っています。毎年来てくれることを楽しみにしています」と仰ってくれました。

感謝状贈呈の様子

ツバメの巣の下で

※詳しいことは、日本野鳥の会ブログ「ひなこのお散歩日記」vol.59
日本野鳥の会ひょうごFacebookに紹介されています。

②7月6日 メルカロード宇治川(神戸市中央区)
メルカロード宇治川は、古き良き雰囲気が今も色濃く残る神戸市内の商店街です。
日本野鳥の会ひょうごは、6年前にこの商店街にあるビルの一室に移転しました。
昭和40年代からツバメが飛来し、以来ずっと店舗の皆様が見守ってくれています。
今では日本野鳥の会ひょうごも、商店街の一員として、ツバメギャラリーを設置したり、フン受けの設置やフンのお掃除、カラス避けの設置などを店舗の皆さまと協力して行っています。

感謝状贈呈の様子

フン受けとギャラリー
 

※詳しいことは、日本野鳥の会ブログ「ひなこのお散歩日記」vol.70
日本野鳥の会ひょうごFacebookに紹介されています。

③7月21日 ちゃあちゃんのお弁当屋さん(神戸市兵庫区)
ちゃあちゃんのお弁当屋さんは、お弁当だけでなく、おふくろの味が楽しめるお惣菜やその場で揚げてくれる揚げ物などがおいしくて、親しまれています。
10年ぐらい前から、毎年ツバメが営巣するようになったとのこと。
お客さんやご近所の方も楽しみにしているので、ヒナが顔を出すようになると、「ツバメの赤ちゃんうまれました♡」という貼り紙を貼っておられます。

感謝状贈呈の様子

ツバメの巣の様子

※詳しいことは、日本野鳥の会ブログ「ひなこのお散歩日記」vol.71日本野鳥の会ひょうごFacebookに紹介されています。


今後もツバメの子育て応援事業を継続していくために、みなさんからの情報を募っています。
みなさんの周りで、ツバメの子育てをあたたかく見守っている団体(企業、商店、自治体、公共施設、駅、道の駅など。個人宅は非対象)はありませんか。
ささいなことでも結構ですので、下記URLまで、情報をお寄せください。

https://ws.formzu.net/dist/S60683846/

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