わたしたちについて

 

日本野鳥の会ひょうごでは、組織の内部運営に携わる事務局を有し、探鳥会の企画・催行や機関誌「コウノトリ」の発行、野鳥の観察、調査、保護活動など、多くの会員が多様な活動を展開しております。

〇 事務局

支部活動の円滑な運営に携わり、日本野鳥の会本部との情報交換や近畿ブロック、その他、自然保護団体との渉外などが役回りです。「事務方」作業ですが、組織運営の隅々に気を配っています。2020年度より、最新情報発信手段としてホームページ部門を事務局に併設する事になりました。Facebook、Twitter の運営についても同様です。(「お手伝い隊」募集中

〇 普及グループ

「普及グーループ」はバードウォッチングを通じ、自然と人がふれあえる機会を企画し、提供しております。探鳥会など普及啓発活動を担当しています。

●探鳥会にいこう!
探鳥会は、野鳥を通して自然に親しむバードウォッチング・イベント。小さなお子様もご年配の方も、ひとりでも家族でも、日本野鳥の会の会員もそうでない方も、どなたでも参加できます。鳥を知らなくても大丈夫。鳥が出現すると、リーダーや参加者のみなさんが教えてくれますので、どうかご安心ください。大きな望遠鏡を持った人が、鳥のすがたを捕らえて「どうぞ!」と言ってくれたら、これは見ないと損をします。積極的にのぞかせてもらいましょう。
探鳥会のご案内
探鳥会は、リーダー(ボランティア)によって運営されています。
探鳥会お手伝い隊」募集中です。気軽にリーダーにお声かけください。

〇 研究グループ

研究グループでは、以下の活動を通して「鳥」が教えてくれる事に耳を傾け、野鳥を通した自然保護活動を支える資料を得ることに努めています。成果がなかなか見えない地道な調査が多いのですが、データを蓄積する事で未来の「自然との共生社会」を実現させる為の活動です。会員の皆さまには、研究グループの活動に協力して頂ける方を募集しています。

1)全国一斉に実施される鳥類生息調査に参加
ガンカモ・ハクチョウ類およびカワウ生息調査

●環境省が、毎年1月に行っている調査で、ガン類、カモ類、ハクチョウ類およびカワウを対象に、兵庫県南部の海岸、河川、ため池など約180ヶ所で、会員約70名の皆んで手分けしてカウント調査を実施しています。

●モニタリングサイト1000による鳥類生息調査
正式名称を「重要生態系監視地域モニタリング推進事業」という環境省が5年ごとに実施している調査で、全国にわたって1000ヶ所程度のモニタリングサイトを設置し、多様な生態系のそれぞれについて基礎的な環境情報の収集を長期にわたって継続して生態系の変化を把握し、生物多様性保全のための施策に活かすことを目指しているものです。公益財団法人日本野鳥の会(本部)も関与していて、私たちは県内の森林・草原の鳥類調査を担当しています。5年間隔の調査ですが、5ヶ所の調査サイトを担当していますので、ほぼ毎年のように実施しています。最近では2019年に氷ノ山に設定したサイトでの調査を実施しました。奥野さん ガンカモ写真に流用

●全国鳥類繁殖分布調査
もとは環境省が1970年代と1990年代に主催した調査で、多くの鳥の繁殖期(5月下旬~6月末)に1970年代に設定した調査コース(約3km)で鳥類の生息調査をするもので、すべてのコースを5年間で調査します。調査目的は「モニタリングサイト1000」と同様ですが、調査コースはそれよりも3倍以上長くとられていて、土地の造成や消失による鳥類相変化が見えやすくなっています。第3回目の調査は2016年~2019年に渡って実施され、主催団体としてNGOが多く加わっています。当会では2017年から2019年にかけて、淡路島、阪神地域、北播地域、但馬地域で10コースを担当しました。

2)当会独自で実施している調査

●ツバメの集団ねぐら調査
夏鳥として飛来するツバメは日常的に良く見かける普通の鳥ですが、営巣している個体と独り立ちできていない幼鳥以外の多くは、日没時頃に集団で河川敷や湖沼のヨシ原に降りて夜を過ごします。市街地では、人通りが多い商店街の電線をねぐらとしている場所もあります。日没前30分ころから、ヨシ原上空に出現する数万羽のツバメがヨシ原に突っ込んでくる様子は迫力満点の非日常的光景です。この光景を見て野鳥が生息する環境保全を意識する人が多くいます。環境保全活動の一環として、毎年ねぐら状況の把握のために実施しています。

研究G

3)緊急調査

●開発が予想される地域の、鳥類・野生生物の生息環境を調査し、環境保全活動に提供できる資料を蓄積しています。
現在は新温泉町で巨大風力発電設備の建設計画を申請されている地域の希少鳥類の生息調査を行って、この地域が希少鳥類の貴重な生息地であることを確認して現地の住民の皆さんに知ってもらい、地域の保護団体と共同して建設計画の見直しを求める活動に寄与しています。風力発電、太陽光発電等再生可能エネルギーの利用は地球温暖化防止のために推進されるべきですが、絶滅危惧種が生息する生物多様性豊かな環境を破壊することが無いよう、場所選びを慎重に行うことを求めています。

 

4)その他外部依頼による調査

●主に県や市等の公共機関からの依頼により実施している調査です。現在は関西広域連合の「カワウ対策推進事業」の事務局の依頼に応じて、県内のカワウ生息動向調査に協力しています。
カワウのコロニーや集団ねぐらに出入りする個体の行動を日没まで記録します。カワウはずば抜けた潜水能力で大食漢、河川での放流アユを仕事の糧の一つとしている内水面漁業者の方々にとって脅威の存在で、有害鳥類として対策を行政に求めています。しかし、カワウは1970年代までは残留性農薬の生物濃縮の影響等で絶滅の危機にあった種で、環境化学物質の使用状況がかなり改善された1990年代以後急激な個体数復活が人との軋轢を生じさせるようになり、保護鳥から狩猟鳥に変えられました。行政では、カワウの生息実態を把握してカワウとも共生できる保護管理システムを構築するために実施しているものです。

5)兵庫県内の鳥類生息情報の収集と活用

●上記の調査で得られるデータ以外に、会報「コウノトリ」の鳥信に会員から投稿される情報も貴重なデータとして収集してデータベース化し、各方面からの問い合わせや開発計画への対応に役立てています。

●また、2010年に当会が設立30周年を迎えた記念事業の一つとして兵庫県鳥類目録{ひょうごの鳥2010」を作成することになり、その鳥類目録の基盤としてデータベースがたいへん役にたちました。県の鳥類目録は県が1995年に発行した「兵庫県の鳥類(Ⅱ)」以後久しく途絶えていたため企画されたものですが刊行には時間を要し、兵庫県、県内友好団体の協力を得て2013年3月にようやく刊行しました。収録した鳥は移入種を含めて362種となりました。兵庫県の図上に観察された地点を繁殖期・移動期・越冬期に分けて示し、さらに1990年以前と1991年以後の分布図を並べて示して県内での種ごとの動向が分かる他に類例のない鳥類目録が完成しました。行政やメディア等の問い合わせ対応や、会の活動計画づくりなどに重宝しています。刊行後県内で新たに生息が確認された種が増えていますので、この冊子に追加する増補資料を作成し、会報配送時にお送りする予定です。まだ在庫がありますので冊子をお持ちでない方で、購入ご希望の方は販売物担当までご連絡ください

研究G ひょうごの鳥2010

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〇 編集グループ

「編集グーループ」は、日本野鳥の会ひょうごの機関誌「コウノトリ」を編集・発行しています。 コウノトリは、A4版、隔月刊で毎号20頁程度の機関誌です。

●「コウノトリ」の編集・発行
編集作業は、パソコン上で原稿の作成から編集、レイアウト、版下作成まですべて行っております。コウノトリへの投稿は、葉書やFAXでも大歓迎ですが、なるべく電子メールでお願いします。メールでいただいた原稿は、そのままDTPソフトで張り付けできますので、入力時のミスが防げ、効率的です。
編集グループでは「コウノトリ」の編集を手伝っていただける方を募集しています

●ホームページ、twitter、Facebook の運営に関しましては、2020年度より事務局に移行致しました。

〇 保護グループ

研究グループと連携した鳥類調査結果を県の鳥獣対策課などに報告し、鳥類保護の働きかけをします。また、日本バードレスキュー協会 (以後、BR と表記) と連携し、兵庫県下の傷病鳥及び違法飼育の野鳥保護、そしてそれらの鳥のリハビリを促進する保護飼育を行っています( BR 篠山事務所にて)。県民からの傷病鳥救済の依頼の際には動物病院へ働きかけ処置のお願いをしたりもしています。定期的なイベント活動として、日本野鳥の会大阪支部、BR との共催で「鳥類学講座」を開催しています。

 

 

日本野鳥の会ひょうご 事務所

アクセス

日本野鳥の会ひょうご
〒650-0012 神戸市中央区北長狭通7丁目3-7 北長狭ビル3F
078-382-0489(TEL、FAX共通)※土曜日 午後1時~5時
※  事務所開所日につきましては「コウノトリ」裏表紙の記載をご参照下さい

≪ 規約 ≫

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